昨日、古本を引き取りに来てもらいました。義母が残していった本です。義母がいなくなり、家を売るということで、引き取ってきたものです。ごみとして出すのはもったいないと、引き取りました。
でも、前の家から引っ越す前に、納戸と廊下に置いていた書籍、2000冊以上売りました。自分で、梱包して宅急便で送るという作業を、1週間ほどしたのでした。その中には、重い全集があり、大変な重労働でした。
それなのに、今の家に持ち帰ったのです。本棚に入れると、棚板がたわむ程の重さです。結局、床に平置きです。
もう、持ち帰って1年くらいです。積読(つんどく)だけで、本を開けもしませんでした。もう、手放すことにしました。買い取り業者まで送るために、梱包するのもつらいものがあります。メルカリに出しても、手間がかかります。
自宅まで来て、買い取りしてくれる業者に連絡しました。
下取り価格は、ジャスト1万円。前回の経験もあり、まあそんなんもんだと、売ることにしました。
古本でなく古書(絶版になっている本)なら、高く売れたそうです。
この中で、どれが価値があるのかと聞くと、「土門拳写真集」でした。東山魁夷さんのものは、あまりにも多く出版されているから、価値が低いということでした。
義母はすべて、新品で購入していました。東山魁夷さんが好きだったんですね。
新品価格では、全部で20万円近いものが、1万円でした。
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前回2千冊以上の本を売った時から、本を買わなくなりました。本は、所有者以外の人には、価値がないのです。
図書館で借りて、この本はそばにおいておきたいなあ、何回も読みたいなあと思えば買うことにしました。図書館の本も、延長できれば1か月ぐらい借りられます。
新品でなく、古本屋か、メルカリで買うことにしています。
引き上げてきたもので、売らなかったものがありました。
義理の母が、四国八十八か所をはじめ、あちこち遍路をして集めた、たくさんの納経帳は、大切に残しました。義理の母を感じることができるからです。
時々、開いて、楽しませてもらうことにします。
今回、借りてきた本は、読みたくて、わくわくしています。
図書館が長期休みになるので、6月28日まで、借りられます。わくわく。わくわく。