最近、図書館をぶらぶらして、なぜか私より年上の人の書いている本に、目が行くことが多いです。
まだまだ、頑張れれる。まだまだ何かができる。そんな本を読みたくなくなったのです。もう、この歳で人生の指導書はいらないな、と考えました。
本で読むより、毎日の中で行動しようと。
本表題をみて、「自分で考えてやってみますと、あなたの本は読みません、」と本の前で宣言します。あまりにも理想的なことを書いてあるのがほとんどです。エリートの指導書です。
体力も、気力もまだまだあります。
でも、頑張る必要があるのかな、と考えるのです。
世間の役に立つことがいいとは思いますが、機会が来れば参加すればいいのではと、必要とされれば役に立とうと。
山登り、サイクリング、スキーは好きです。頑張ってやっているわけでは、ありません。できる間はやろう。体力の維持をするための、運動はします。週1回の鹿嶋市のジムに行く。散歩は毎日、30分朝夕2回、愛犬さくらと歩きます。
毎日の家事、料理もこなします。
今日は何を作ろう、冷蔵庫の中にあるもので何ができるか、考えます。楽しいのです。家事で、体を動かしていると、体が軽くなり、うれしいですね。
「102歳、一人暮らし。」を読みました。
日記のように書かれたものです。
印象に残った言葉を引用させていただきました。
「できなくなったことは追わずに、くよくよしない。できることをいとおしんで、自分を褒めて、まだまだやれると自信に変える。」
「気張らず飾らず、あるがままに受け入れる。自分を大きく見せんことです。煩悩やねたみといった、しんどいことは手放すに限ります。その代わり、うれしいこと、楽しいことは存分に味わうの。」
ふと、「養生訓」 貝原益軒 が浮かんできます。
何が書いてあったのかなと考えます。健康法かな。読んでみますか。300年以上前に83歳で書かれた本ですね。大先輩です。もちろん原文のままでは読めません。本屋に行って、どれがいいか探すのもいいですね。図書館で探すと無料です。図書館に行きましょう。