湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

主役を降りたら

自分が主役になることばかりを、考えていると、いつの間にか誰からも誘ってもらえなくなる。主役になるのは終わったことを自覚すれば、バイプレーヤーとしての自分が見えるでしょう。それができた人が、組織の中で、別の道を見つけだせ、貴重な立ち位置を、作れるのではないのでしょうか。

俳優を見ていると、悟るのが早かった人と、遅かった人の差が出ているように思います。視聴率を気にする人は、主役の位置に居続けようとする俳優でしょう。もう、そんな立場にないことを、教えてくれる人は、いないのです。

愛犬さくらと散歩していて、緑の葉が、心地よい風に揺れているのを見て、幸せだなと感じます。お金のことは少しストレスになりますが、とりあえず今は生きていけると思えば、仕事をしてストレスを受けて、胃が痛くなったことが、なくなりました。

ああダメだなと思い、一気に退職の決意と、会社の見えないところに行くことを決断したのです。いい決断ででした。退職した会社が見えているのは、ストレスです。会社とは、完全に縁を切りました。

今いるところには、誰も過去を知っている人がいません。これが、いい刺激になります。なんでもできます。今での私を知る人の目を気にしないで、暮らしていけます。

故郷は遠くにありて思うもの。室生犀星のように、望郷の思い涙ぐむことはありません。過去の思い出がある場所です。今生きていることに感謝して、ちゃんと生きるていくことに向かう力を、もらう場所です。

ある有名な俳優のドラマが、視聴率が最低である記事を読んで、こんなことを考えました。やめちゃえ。やめちゃえ。全部捨てて、考えてみたらどうでしょう。