キャベツ、きゅうり、里芋、大根、タマネギ、トマト、ナス、人参、ネギ、白菜、ジャガイモ、ピーマン、ホウレンソウ、レタス
14品目の野菜。なんでしょう。
指定野菜。農林水産省が、野菜生産出荷安定法に基づいて決めている野菜だそうです。
消費量の多い品目を指定して安定供給を促し、食生活に混乱をきたさないようにすることが目的です。消費者にとっては流通量や価格の安定。生産者には価格低迷時の国の補助が得られる。(読売新聞記事参照)
昨年のトマトの高騰時には、価格低迷ではないので、補助は出なかったのかな。驚くほど高い高いトマトが販売されていました。流通量 価格の安定を願う消費者にも、大きな影響がでました。トマトを食べるのを我慢して、暮らしていました。(余談です)
指定野菜のことは、本日まで知りませんでした。
ブロッコリーが、指定野菜の追加にということです。約50年ぶりとのことですから、初めて知るのでしょう。
ブロッコリーは、毎日ぐらい食べています。
「道の駅いたこ」まで出かけていき、とれたてに新鮮野菜を買います。ここの野菜は、スーパーの野菜より、長持ちします。
ブロッコリーも、大きくていきいきしたのを買うことができます。茎の切り口が、青々しているのです。しおれておらず、ピチピチです。
価格も手ごろです。
私に住んでいる周りは、キャベツ畑で、年中キャベツを見ます。これからはブロッコリーも、たくさん見かけることになるでしょう。
キャベツの取り入れは、選別されて収穫されます。全部出荷されないで、畑に残ったキャベツは肥料になります。
耕されて、苗が植えられていきます。すべて手作業です。
鳥たちに苗が食べられないように、網がかけられます。大きくなると網が外され、青々と成長していきます。
春にいただけるキャベツが、お日様を浴びて、育っています。
これだけ人手がかかるキャベツが、1玉98円で売られているときがあると、驚きです。
キャベツ、ブロッコリーの省力化は難しいでしょうね。
栽培方法から考えていくと、手作業を減らして、省力化できるかもしれません。
これからは、農業を改造する時代だと思います。人口が減るということは、農業をする人口も減ることになるでしょう。水と食料は、自国で賄えるようにしておかないと、いずれ奪い合いになるのではと、心配です。
農家の皆様にに感謝です。
PS:農林水産省では今後、ブロッコリーの2026年度の追加に向けて、政令の改正など必要な手続きを進めるとともに、生産者に「指定野菜」の仕組みを周知するなど準備を急ぐことにしているとのことです。