お魚の料理は、苦手です。なぜか、一度頂いたお魚の料理をして、台所で鱗をとる作業をした後、いたるところに鱗が飛び散って、後かたずけが大変だったこと。取り出した内臓を、二重にした袋に入れてゴミ箱に入れたのですが、臭ってきました。
それ以後、魚は干物をたべるか、お店できれいに処理された切り身を、買うことになりました。でも、今回紹介する魚は、家族も喜んで食べてくれるものです。
豆あじです。この豆あじの魅力は、素材は小さなあじで、とてもお安く手に入ります。出来上がったものは、とてもおいしくいただけます。
それに、漁港に近いので、とても新鮮です。
ただ、難点は、豆あじを揚げた油は、再利用できないことでしょうか。油に魚の臭みが残ってしまいます。
今夜は、この豆あじの料理にすることにしたので、朝から料理を始めます。
「豆あじの南蛮漬け」です。朝に作っておくと、骨まで柔らかくなり、味も浸み込んで、とてもおいしいのです。
面倒なことは、小さなあじのぜいご(尾の付け根の側面にあるとげ状のかたいうろこ)と内臓を取り除くことです。「稜鱗(楯鱗)」漢字でぜいごを表現すると、意味がわかるのではないのでしょうか。後ろから食いついて来るものから、身をまもるための鱗。これが付いたまま食べると、口の中で、ひどい目にあいます。
ぜいごは、あじにだけあるそうです。
せいごと内臓をとれば、料理の半分以上は、できました。
あとは、片栗粉を裏表にかけて、油で揚げます。使った油は、冷まして、ビニール袋に入れて、燃えるごみで出します。油を回収してくれるシステムが、この市にはないためです。
レモン汁をいれた漬け汁を作り、タマネギと人参のスライスしたものと赤唐辛子を入れて、あえておきます。
油で揚げた豆あじを、油をきって漬け汁につけていきます。冷蔵庫に入れて、今夜まで保存します。
レシピは、ネットで調べてください。AIに聴いてもいいかな。
この後、明日は何しようと考え始めましたので、これではノイローゼなるかもと思い、考えないように掃除を始めました。でも、何を作るか考えることが、楽しい時が多いから、続けられるですね。
本当に、毎日おかずを考えて作ってくれた妻に感謝です。だから、退職した今、私が食材を買いに行き、作っています。疲れたときは、妻に「今夜はお願いします」と言って休ませてもらい、作ってもらいます。これが、とてもおいしいし、味に深みがあります。
まだまだ、修行が足りない私です。
明日は、クリームシチューかな。