『今度、鹿島市に移住します。』
「鹿嶋市てどこにあるの」
『茨城県ですよ。』
「・・・・・」
『千葉県の上にある県ですよ』
『ほら、筑波山、霞ヶ浦があって、昔、水戸黄門さんがいたところですよ。干し芋でも有名ですよ。』
「茨城県は、どこかわかったけど、干し芋は何? 鹿嶋市はどこ?」
「ああ、鹿島アントラーズなら知ってるわ」
「知らんなあ」
鹿嶋市は、鹿島アントラーズがあることで、全国区でいられるみたいです。
鹿島アントラーズがどこかに行けば、鹿嶋市は、全国から忘れ去られてしまいます。
今、鹿島アントラーズは苦境にいますね。私は、巻き返しを信じて応援します。
どこの市でも、同じことが言えますね。全国から見たら、ほかの市なんて知らない人が、ほとんどなんですね。
まず、市を全国区にすべきでしょう。
市議会議員さんは、たくさんの人が市に来てくれて、お金を落としてくれることを考えることが、仕事です。
市議会議員さんは、県から、地元の市にお金を引っ張ってくるのが仕事です。企業を市に引っ張ってくるのが、仕事です。
そのための、アイデアを出し、実現するための方法を作成するために、市民から、県民から選ばれるのです。
市民、県民の賃金が上がるように考えるのも仕事です。市民、県民は賃金が安いから、他県に働きに行かざるを得ない状況でしょう。
すべての政策の基盤は、市民、県民が、若者から年金生活者、すべての人が、豊かになることではないのでしょうか。
この市が、大きく変貌した30年前の熱気を、取り戻せるといいですね。
何も発案できないのに、当選する市議、県議は必要ないのではと、考えます。
チャレンジャーが必要なのです。
チャレンジャーを選べるのは、チャレンジャーになれる若者です。
選挙を面白くしましょうよ。
PS:
選挙公報がない自治体があるそうな。それで、選挙に行こうと思いますか。地方が良くなりますか。
「選挙に行きましょう」
「誰がなにを言っているのか、一覧表ないの? それではなあ~」
読売新聞 4月21日朝刊