湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

見ているようで見えていない

2022年3月19日(土)

今朝はいつもより早く起きました。

なぜか、それはネットで「NHK大河ドラマ 鎌倉殿の13人 」第10回「根拠な自信」の中に、スタッフの映り込みがあるという記事を見たことです。幸い、録画してあるので、早速その部分を探すことにしました。

初めから見ていきますが、わかりません。これはきっと、スタジオ撮影の部分でなくてロケで、引きの画面か、戦のシーンではないのかとあたりをつけて、もう一度見ます。わかりません。今度は、立ち回りの激しいシーンだけを見ます。わかりません。そこだけをコマ送りで見ます。義時が石段を駆けあがっていくシーンです。

やりました。発見です。うれしい。

スタッフがいました。洋服です。コロナの時期ですからマスクをかけてしゃがんでいる2人、マスクをかけて立って白い望遠レンズのついているカメラを構えている1人です。私にはこれだけしか確認できませんでした。あの速さの移動の中で、この3人を確認できるのは、どんな人なんでしょうか。(写真は、著作権の問題で投稿できないと思うので、録画されている方は、自分で探してください。証拠写真をスマフォで撮りました。19日の再放送では、再編集されているでしょう。)

私は、ドラマに夢中で、見えていませんでした。小栗旬さんしか見ていないからでしょう。映り込みの場面が一瞬にしてわかった人は、きっと関係者の人なのではとか、その場にいた3人ではないのかとか考えます。合成であれば、合成作業中にわかりますよね。カメラマンは、覗いて撮影しているときにわかりますよね。カメラロボットを使用した、カメラマンが覗かないで撮影しましたか。この場合は、チェックするときに、人が見落とす可能性がありますね。それともすごい動体視力のいい人ですか。興味のないものは、動体視力がよくても見えないのではないのかな。いろいろ考えていると面白いですね。NHKさんが、なぞ解きをしてくれるといいなあ、と思いますが、そんなことはしないかな。

見ているようで見えていない。

 

話が変わります。辛坊治郎さんの出版した本の話になります。2021年ひとりでヨットによる太平洋往復横断した人ですね。ニッポン放送ラジオで「辛坊治郎ズームそこまで言うか」のパーソナリティです。私、生放送は聴かないで、ポッドキャストPodcast)で聴いています。聴きたい部分だけ選択できるからです。

この辛坊さんが、航海記の「風のことは風に問え」を出版しました。チェックの段階で、何人もの人がチェックしていたのに、初版が発売されると、読者から、10か所近い間違いを指摘されたそうです。

私は、まだ買っていません。図書館にリクエストして、借りて読みます。もう、本を増やすのも、買って損したと思うのも嫌です。いい本だけを自分の身の回りに置いておきたいです。借りて、読んで、いいと思えば買います。「風の歌を聴け」のほうが、タイトルとしてはいい響きで、すっきりしています。でも、村上春樹さんが使っていました。

見ているようで見えていない。

目には全部見えているのですが、脳が見えているものを選別するようです。最近、年を取って、探し物がそばにあるのに、どこだどこだと探し回ります。そんなことがよくあります。