中国が「核汚染水」と呼んで、福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出に反対しています。日本産水産物の輸入規制も行っています。ロシアも巻き込んで反対とのこと。
原子力発電所を持たない国が、反対してるなら理解はできます。原発を持ち、「処理水」より多い放射性物トリチウムを含んだ水を、排水している国が反対する。これは、納得できません。
中国の原発で、海に排水しているものはどのくらいなのかなと考えていた私に、回答をくれた記事がありました。8月9日の茨城新聞の記事で、中国の原発の位置が記載されています。
日本の処理水より多い量の排水をしている。これで、よくしゃあしゃあと(厚かましくて、恥を恥とも思わないで平気でいるさま)放出反対とものが言えますね。
このような態度をみせられて、中国を信じられますか。中国国内で、事実が報道されていますか。イエスマンばかりで、中国はどこに行くのでしょう。
ロシア連邦は、共和国などからなる連邦制の国。24の共和国がある。そのうち帰属が係争中を除くと、21共和国です。各共和国には首長(大統領)がいて、議会もあり非常に強い権力を持つとのことです。共和国の国民は、すべてイエスマンですか、違うと思います。
今のままでは、ロシアは崩壊すると考える首長もいるでしょう。
ロシアの崩壊に乗じて、中国は、ロシアの日本海側(太平洋側)の港を、獲りたいと考えているのではないのでしょうか。太平洋にでるのが自由になります。そうなれば、日本は非常に危ないことになります。
ロシアと中国の駆け引きですね。友好関係など、ないのです。政治的な関係だけです。
津軽海峡は、特定海域(宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡西・東水道、大隅海峡 の五海峡)一つで、領海特定海域の幅が12海里から3海里になっています。だから公海になります。核兵器を積んだ外国の軍艦も自由に通過できるのです。それが日本に5カ所あるのです。
特定海域については、海上保安庁のホームページから「管轄海域情報~日本の領海~」を参照ください。
日本の立場は、どんどん難しくなるようです。