湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

白馬祭 神馬 篝火 御手洗 厩 厠 読めますか 

2023年1月8日(日)

昨夜は、鹿島神宮「白馬祭(おうめさい)」に行きました。御手洗(みたらし)口から入ると新しい大きな鳥居ができていました。寄進されたようです。

夜間にこの方角から入っていくと、外灯が少なくて、暗い参道になることを始めて体験しました。。懐中電灯を持ってくればよかった。

奥社から本殿までの道には、照明が数灯あるだけで、森は闇の中です。本殿前まで行くと、多くの人が参集しています。楼門の入り口では、篝火(かがりび)が焚かれ、極寒の参道を、温かな火で照らしていました。

この催事に参加する7頭(?)の(神馬(しんめ)たちが、円陣になり、歩いています。馬の準備運動です。白装束を身に着けた引き手に伴われています。

神馬の体をほぐして血行を良くするしているのです。ずいぶん前から、行われていたようです。準備運動が終わると、記念撮影。いよいよ、お祭りが始まります。

神馬は、鹿島神宮内では飼われていないようです。厩(うまや)を見たことがありません。国内で新馬を飼っている神社は少ないで様です。

「白馬祭」は、白馬を見ると一年間の邪気を祓うという信仰と、元旦から6日まで眠っておられた祭神のお目覚めの神事として鎌倉時代から続いているとのことです。

ハンカチなどを神馬に踏ませたものを所持すると願いが叶うとされており(恋愛成就も含む)、参拝者はハンカチ類を、石の参道にひいていました。

太鼓を合図に神職が、笏拍子(しゃくびょうし)神楽太鼓鳴らすと、神馬がかなりの速さで駆け抜けました。

今回は、コロナのために、七草がゆ、甘酒のふるまいはありませんでした。寂しいですね。

神事が終わり、暗い参道を帰ります。奥宮にお参りして、帰りました。ここは、暗闇の中での、明るい場所です。ホッとします。

暗い参道で、後ろから足音がすると、やはり怖いものでした。