私の住んでいる所では、キャベツの栽培が盛んです。
これだけたくさんのキャベツの苗を、どのように植えているのか、いつも考えていました。その回答が、さくらと散歩中に、畑で見つけました。
まず、畑を耕して、畝を作る農機が登場。畝ができると、そこに、キャベツの苗を植える農機の登場です。
この2台がセットで、働いています。
昔は、人が手で植えていたのでしょう。そのためかどうかは、はっきりしませんが、腰が曲がってしまった、老人をよく見かけました。
私は、部品加工後の洗浄機という機械の設計、製作、組付け等に携わっていました。
どうしても、どのような構造になっているのか、が気になるので、機械をのぞき込みます。農機を、盗もうとしているのかなと、思われないように、愛犬さくらとの散歩をしているときにしか、農機をのぞき込みません。
構造を知ることは、とても面白いです。なるほど、このような構造か。ここまで、仕上げるまでは、苦労しているなあ。
うまくいかないで、何回も改造しに行ったことがあります。胃が痛くなることが、何回もありました。失敗は、採算の合わない仕事です。もう、やめようと、思いました。
退職して、今、機械の構造を見るだけの自分がいます。
もう、採算が合わないことを、責められることはありません。
いいね。