物干しハンガーについて
以前、ブラスチック性の「物干しハンガー」を使用していました。これが経年劣化(雨風・湿気・温度変化・日照などによる品質の低下)で、ピンチはベキベキ折れて、フレームは、干しているときにボキンと折れました。
こうなると不燃ゴミに出すしかなかったです。
そこで、その後の物干しハンガーは、ステンレス製にしました。これだと、経年劣化も少なく、捨てるにしても資源ごみとなります。(行政では資源ごみにしてくれないかもしれないので、廃品業者に出せるかなと考えました。)
購入して使っていくと、この物干しハンガーの欠点が見えてきます。
この物干しハンガーは、ピンチの大きさ、巻いてあるばね部分の直径の大きさで、洗濯ものを把持する力が大きく違います。できるだけ大きな直径のものを買うべきです。
ネットでは、線経とばね部の直径は記載されていないことが、多いです。スーパーで買う方が、確認できるのでいいかもしれないです。
間違うと、使い物にならない場合があります。バスタオルが吊るせない、ジーパンが吊るせないという状況になります。
私が買ったもので、勧めるられるのは、アイリスオーヤマのハンガーです。当然、原産国は中国です。しかしメーカーとしての品質管理は信頼できます。
その後メーカー不明で、安さだけで買ったものは、把持力がなく、ハンカチ、靴下ぐらいを干すだけに使用しています。
ピンチを比べるとわかります。アイリスオーヤマのピンチのばね部は、外径11㎜、線径2㎜です。もう一つピンチのばね部は、外径9㎜ 線径1.5㎜です。
ピンチの能力の差は、あきらめるしかありません。
両方の物干しハンガーとも、折りたたんでおいた時に、ピンチが取りつけられている輪にはまり込んで、元に戻すのが、たいへん面倒です。
それと何回もピンチをはずしたりしていると、輪が変形しています。
これを何とかしたい。ピンチが輪に絡まないようにしたいと、この輪を「カードリング」交換したのです。これで、洗濯物を干すときの、ストレスが無くなりました。
交換用のカードリングの購入費は、物干しハンガー1個当たり、656円かかりました。でも、イライラしてピンチの絡み合いを、解かなくていいのは、最高です。
これも改善でしょう。
メーカー不明の「カードリング」は、100個中5個不良品がありました。お客様に品質は、こんなもんだと思ってしまわれると、それでそのメーカーは終わりです。1個15円以上です。0円では、ありません。
日本の製品は、こんなもんだと思われないように、今後も過剰でない品質を守りたいものです。
信用は長い間の積み重ねで得られ、一瞬で失くす。よく言われました。
追記(2023年2月12日)
もう1個、物干しハンガーがあったので、このハンガーの輪も取り替えることにしました。交換用のカードリングは、100円ショップにもありました。
消費税を入れて、1個10円です。ネットで購入するより安いです。ネットでは、消費税と送料が含まれています。それで1個15円以上になるのですね。
近くで購入できそうなものは、店舗で購入することにします。