湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

877m 筑波山 

紅葉を見に行こうと、筑波山に行くことしました。筑波山が近くなると、筑波山の山頂は雲に隠れています。877mですよ。低山でしょ。

巨岩石群をめぐる「白雲橋コース」を、登ることにしました。女体山を目指すコースです。石の鳥居をくぐると、石の階段を登ります。ここで、気が付くべきでした。なぜごつごつした形の石で階段ができているのか。

わざわざ石を、下から持ってきて、並べているわけはないのです。岩が、登山道の近くにあるからでしょう。

登り始めて、急な傾斜になっています。大きな石がゴロゴロしています。木の根が登山道に出てきています。足を運ぶルートを間違うと、余計なエネルギーを使うことになります。そんな登山道でした。ちゃんと登山靴をはいて、足首を痛まさないようにしてきて、よかったです。

高齢者が、スポーツシューズで登るのは危険な道でした。

足下だけを見て歩いて行きます。降りてくる人、追い抜く人、休憩している人が「こんにちわ」と声を掛け合って、すれ違います。声を掛け合うことで、お互い注意して、歩もうとしているのです。

何回も休んで登りました。汗は出る、息は切れる。女体山頂上に着くころには、もう足がぐらぐらして、足が笑っている状態です。登るのも、手と足を使うことになりました。

小学生の男子が、岩の上に座っていました。「頂上?」と問うと、にっこり微笑んで、うなずいてくれました。やったこれ以上登らなくていいと、大喜びです。

通常で2時間コースを、私は3時間以上はかかりました。

女体山、男体山の各本殿には、再度伺うとして、登るのを諦めました。登る必要があるからです。無理をすると、足がつって歩けなくなる不安がいっぱいでした。

ケーブルカー乗り場までの峠の茶屋で、筑波そばを食べました。おなかもすいていました。おいしかった。1200円でした。山での食事には、相応の価格でしょう。

歩いて筑波山神社まで降りるかなんて、そんな危険なことはできません。ケーブルカーでおりました。片道590円。

筑波山神社にお参りして、駐車場まで歩き、車のドアを開けて、座り、登山靴を脱いでホッとしました。

太ももの部分が少し痛いのですが、何とか、車は運転できます。

途中で買ったのが「沼田屋」さんの、かりんとう饅頭です。絶品です。車に乗り込むと、あたたかいうちに食べました。「おいしい」と、自然に口から出てしまいました。

筑波山の登山道は、斑レイ岩や花崗岩で、できています。

温泉もあります。また来るときは、温泉に入りましょう。

山を、低いからと、甘く見るなの教訓をたいだきました。

学生時代は、「ワンダーフォーゲル部」で、いろんな山に登っていたのですが、メタメタになりました。もう、過去のパワーは戻りません。

頑張りません。好い加減でいきます。