湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

鹿島神宮 鹿さん

2022年6月27日(月)

鹿島神宮の鹿。神様の使いだそうです。

神様の使いを、神使(しんし)と言います。神意を代行して現世と接触する者としての動物だと言われます。

鹿だけではありません、いろいろおられますね。

伊勢神宮熱田神宮は鶏。熊野三山厳島神宮は烏。住吉大社は兎。天満宮は牛。

そのほかにもいろいろあります。私が好きではない動物も神使です。調べてみてください。

鹿が神使のところは、鹿島神宮と奈良の春日大社です。両神社とも日本神話の大国主の苦に譲りで活躍する武甕槌神(建御雷神、タケミカヅチ)を祭神としています。古事記では「建御雷神」、日本書記では「武甕槌神」と表示されるようです。

武将の兜につけられている鹿の角、代表的な武将は真田幸村。空想の生き物、龍にも鹿の角がついているそうです。辰年の私にはうれしいことです。勝負運、財運力があり、神秘のパワーを引き寄せる鹿の角らしいです。

最近、鹿島神宮は、いろいろな建物が新しくなっています。

令和3年(2021年)から、令和8年(2026年)の12年に一度の大祭「鹿島神宮式年大祭 御船祭」に向けて、7年間かけての、国指定文化財の幣殿、拝殿、奥宮、楼門の「令和の大改修」の最中です。

拝殿と本殿をつなぐのが幣殿で、一番奥が本殿です。

最初訪れた時と比べると、社務所、祈禱殿、授与所など立派なものになっております。

残念だなと思うことがあります。以前、祈祷をしていただいたときは、拝殿でしていただきました。今は、祈祷殿で行われます。

人数が少ないのに、とっても広い祈祷殿で行われます。神様との出会いの場所が本殿でなくて寂しいものがあります。正月のような人が多い時は、必要な場所でしょうが、数人のときは、あまりの広さにあきれてしまうのです。神様のありがたさより、違った考えがイメージされてします。

大きなスタジアムでコンサートをしないで、小さな会場でたくさんコンサートをするシンガーが言っていました。大きなスタジアムで開催して、コンサートを数回しての売り上げと、小さな会場をたくさん回ってコンサートを数十回しての売り上げとが一緒なら、小さな会場で数十回コンサートをするほうを選ぶと、山下達郎さんは言っていました。ファンを大切にする人ですね、そういうシンガーは息が長いのではないのでしょうか。

この話と、本殿での祈祷の話、祈祷殿の話、どこか共通項があるように思えますが、いかがでしょうか。

鹿の話です。鹿島神宮の鹿と、春日大社の鹿の待遇が大きく違いますね。もう少し環境を良くしてあげてほしいですね。鹿を飼っている園を大きくして、小高い丘を作るとか、水はけがよくなるようにするとか、神様の階段のようにお日様の光が差し込むとかできないでしょうか。神のお使いですよ。今、動物園も変わろうとして、いろいろ試しておられます。相談されればと思います。神宮の中で、鹿と触れ合う楽しいい場所にしていただきたいなあ、といつも通るときに思います。なぜか、よどんだ感じがするのです。大改修に鹿園の改修は入りませんでしょうか。

それか、何十年もかけた壮大な夢を行うかです。鹿島神宮の付近の森で奈良のように餌付けして放し飼いする。

奈良の公園の鹿の親元が、鹿島神宮の鹿だと言われています。

鹿の写真をアップしてから、公開しようと思っていました。連日、午前中から30度を超えるので、写真を撮影しに行っていません。また次回、写真は入れることにします。

鹿の赤ちゃんが生まれています。その写真を撮りたいです。

更新でまた、鹿の写真は見てください。