湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

コウケンテツ ベニシア

2月23日 茨城県鹿行(ろっこう)生涯学習センター レイクエコーで行われた、コウケンテツさんの講演を聴きに行きました。

会場に入ると、スタッフの方が、マイクのテストをしたりして、舞台はソワソワの状態です。何か、うまくいっていないようです。

スライド機器のHDMIに信号なしで、パソコンからの映像を映し出せない状況です。おそらく、HDMI接触不良ではないのかなと思われます。

パソコンを交換して、講演が始まる10分前に、映像は移りました。

パソコンをのぞき込んで、格闘している人が、コウケンテツさんでした。スライドが使えるようになりました。手を上げて、大喜びです。

コウケンテツさんの、NHKの「コウケンテツの世界幸せゴハン紀行」「コウケンテツの日本100年ゴハン紀行」をよく見ていました。

私の中では、旅する料理人。違いました。旅する料理研究家です。

家庭料理の作り方を学ぶ番組としては、見ていませんでした。コウケンテツさんのレシピ本も、台所用品も持っていません。

講演でのお話は、「おいしいよりも大切なこと」でした。

話しの仕方が上手です。声も、スッと聴く人のなかにないってくる、癒される声質です。眠くなるかなと思いましたが、90分、しっかり聴くことができました。

今日は、何を作ろうかと考えることが苦痛であるのはなぜ。

それは、毎日違ったものを作ろうとするからです。和食、中華、イタリアン、インド料理など、そして副菜、汁物を作ります。これでは、毎日作るのが重荷になるのです。

前の日に作ったものを、次の日に食べてもいいのです。世界では、そんなことをしているんですよ。

品数は、多くなく、実にシンプルだよと。彼は言います。

海外ドラマの、食事に出て来る料理は、晩御飯でもシンプルですね。牛乳をかけて、シリアルを食べていく様子もよく見ます。

これで、作る人の毎日の苦痛を取り除いてくれます。

食卓はみんなで作るんです。

お手伝いをするのではなくて、家族で分担して作るんです。

「お手伝い」でなく。「分担する」なのです。

家事、育児等に費やする時間を男女と比べます。日本では、女性が男性の5.5倍も使っています。スウェーデンでは、1.3倍です。日本の女性の負担が、すごいです。

男女が等しく働ける環境になるためには、「分担する」と考え方を変えましょう。

気分がのらない日は作らない。しんどい時は作らない。

バリエーションを増やさない。毎日、同じでもいい。

大皿に一品でもいい。味付けは、シンプルでもいいよ。

こんな内容を、聴いていると、料理に対するプレッシャーが少なくなります。

作っていただいたものは、「美味しい」と言って食べましょう。

料理で悩んではいけません。もっと人生を輝かせましょう。

コウケンテツさんの最後のまとめ。

今までのお話は、全て、この本に書いてありますという言葉です。

「本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ」

いい講演でした。

英国出身のハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんの講演を聴いて、10年目の講演でした。やはり、気になった人に会える時には、会いに行くのが一番です。

京都・大原の築100年を超す古民家に家族と住み、NHKの番組「猫のしっぽ カエルの手」に出演しておられました。最終回まで、見ていました。会いたい人でした。

関西にいるときに、家を訪れるのは、やめていました。ご迷惑でしょう。

脳の病気で徐々に視力を失われていく中での、講演でした。会えてよかった。

移住するとき、こんな生活をしたいなあと、家を探してみたのですが、ありませんでしたね。

でも、高齢になっても、とても便利な所で、小さな庭ですが、ベニシアさんのように、植物に囲まれた生活をしたいと、頑張って耕しています。