中国の反スパイ法改正。7月施行されます。
スパイ容疑で拘束される内容は、 政府機関や情報インフラに対するサイバー攻撃、 国家安全保障に関する文書やデータを含む国家機密の所持を禁止、そして「その他スパイ活動」が入っている。
この「その他スパイ活動」は、どんなんことでも成り立ってしまいます
極端なことを言えば、中国の飲食店で、中国の政治の批判をしたりしていると、誰かに当局へ密告されて、反スパイ法で捕まることもあると言われています。
このようなことは、中国人にも外国人にも当てはまります。中国人と中国人、中国人と外国人の関係は、今までのようにはいきません。
これは、毛沢東と彼を支持する学生たちが起こした文化大革命の時代と似ています。 紅衛兵 は、毛沢東の政敵である共産党の幹部、役人・教師、地主や親までも弾圧の対象としたのでした。密告が奨励された時期です。
反スパイ法は、その時代に戻る可能性を含んでいます。言論の自由が保障されなければいけません。
外国に住む中国人にも、反スパイ法は適用されて、帰国すると拘束されたりしています。中国海外警察のためでしょうか。この海外警察は、外国人も調べているのでしょうか。
今、中国に行けるとなっても、躊躇します。観光客でも、拘束される可能性があるのです。
私は、中国人が信用できないと言ってはいません。でも、密告されるかもしれないと思うと怖いですね。
中国で「法による統治」と「言論の自由」が確立することを願います。
イスタンブールから長安までの、自動車シルクロードの旅、したいですね。やはり3千年の歴史の国です。魅力があります。
写真は、旅行好きの中国の友人のものです。一緒に旅しているような写真がたくさんあります。