今日の海外ニュースのことです。
塹壕の中で、若い兵士が語ります。「ここにある機関銃は、100年前、第1次世界大戦の終わりごろに使われてものです。その機関銃で、ロシアと戦っています」
古い銃ですが、いつでも使えるように整備された銃です。
最前線での戦争のやり方は、塹壕を掘って、機関銃を撃つ、第1次世界大戦と変わりません。兵士は、紙巻タバコを吸い、緊張感を和らげます。缶詰めでなく、レトルトパウチされた食料を食べています。そんな映像が流れます。
ロシアに接する国で、ソ連と戦ったことのある国は、いつロシアに侵攻されても反撃できるように、古い武器を整備していたのでしょう。きっとそうなんでしょうね。
ロシアと地続きの国々は、ウクライナのようにロシアにいつ侵攻されるかわかりません。
第2次世界大戦後、国連安全保障理事会が設けられ、常任理事国が中国、フランス、ロシア、イギリス、アメリカの5か国です。当然5か国は、戦勝国です。この5か国の常任理事国としての地位は国連憲章が改正されない限り恒久的です。常任理事国のうち1ヶ国でも反対すれば、議案は成立しないのです。
この拒否権によって、国連が機能していません。
侵攻されても、国連は守ってくれません。結局、各国間で結ぶ同盟が、侵略から国を守る手段でしょうか。NATOがいい例です。
ポーランドは、国が無くなったり、ソ連に属する衛星国になったりしていました。
1989年に行われた自由選挙でポーランド共和国となったのです。
ウクライナがロシアの侵攻に屈したら、次はポーランドが侵攻されるのだと、恐れているのです。
戦車もそうですが、ポーランドが、戦闘機をウクライナに供与すると言い出しました。まず、ポーランドが口火を切り、最終的には、そうなるでしょう。
ドイツは戦車も戦闘機も製造しているのですね。供与するには、ドイツの許可がいるとのことです。これには、驚きました。軍需産業国なんですか。米国、ロシアに次いで、世界で3番目の武器輸出国のようです。
中国の習主席は、どのような案を持って、ロシアのプーチンに会いに行くのでしょうか。
何も進展しないでは、面子が丸つぶれです。
お手並み拝見です。
中国が、このまま何もせずにいれば、中国はロシアの侵攻を正当化していると、考えていいでしょう。「ロシアはひとつ、中国もひとつ」で一致するのかな。
韓国の尹大統領が来られました。「若者の未来のために」大きな決断をされました。また、政権が変わったら、元に戻るという考え方はやめましょう。
4年後は、どうなっているかなんて、誰もわかりません。決断にこたえましょう。