佐賀市での熱気球大会の写真ですね。
1783年9月19日。フランスのモンゴルフィエ兄弟が設計した熱気球が、ベルサイユ宮殿でルイ16世、マリーアントワネットの前で、動物を載せ飛行するのに成功。そして11月21日には、侯爵2人を載せて、暖炉の煙を詰めた気球で、有人飛行に成功したそうです。その後、別に人が、すぐに水素を詰めたガス気球での有人飛行に成功しました。
現在では、バーナーなどで加熱して比重を小さくした空気を利用する熱気球と、空気より軽い水素やヘリウムを利用するガス気球、両方を併用するロジェ気球があるそうです。
国内でも気球の競技が行われています。これは熱気球ですね。いろんな色鮮やかな気球があります。見に行き、うまくいけば気球に乗りたいですね。
気球の仲間と考えれば、飛行船があります。乗務員や旅客を乗せるゴンドラ、推進装置が外部に取り付けられていて、機体後部には尾翼があり、船体の進行方向を替えられます。ツェッペリン(独: Zeppelin)の名称で覚えています。
レッド・ツェッペリン (Led Zeppelin)は私の好きなロックグループです。アルバムに飛行船が描かれたものがあります。水素で浮かんでおり、爆発した事故の様子が描かれています。レーコードで、私は持っております。
最近、アメリカ合衆国、カナダで気球が飛んでいて、領空侵犯で撃ち落とされています。情報収集という目的だと言われています。でも、5トンの重さのものを運べるとなると、爆弾でも運べるようです。
日本も、太平洋戦争の時に、アメリカまで気球で爆弾を運んで、攻撃した歴史がありました。
ジェット気流にのり、北太平洋を横断してアメリカ本土上空に到達すると、時限装置によって落下して、搭載してある爆弾や焼夷弾によって地上を攻撃する、という世界初の大陸間攻撃兵器だったそうです。
領空となる空域は自国の国土及び領海の上空の空域で、地上から100kmをまでのようです。領空に対して、国家は領空権を有しており、外国のいかなる航空機も領空権を持つ国の許可なくして、領空に侵入、航行することは認められておらず、侵入すれば領空侵犯になります。
となれば、連絡もなしに侵入し、呼びかけにも答えないのであれば、領空侵犯として、撃墜できるはずですね。
領空侵犯への対応は、下記です。
ロシアは、ソ連の時に領空侵犯で大韓航空機を打ち落としたことがありますね。1983年のソ連軍機は、手順を踏まずに撃墜したのでした。
日本への領空侵犯は、ロシア(ソ連)と中国が行っています。
政府は、日本を守れるのでしょうか。断固とした、決断が必要です。
青い空を見上げて、「あれなんだろうね」済めばいいのですが。