湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

人生100年 平均余命は 退職して1年

2022年12月22日(木)

人生100年」「No.1」を、テレビ、新聞の広告でたびたび目にします。

この「人生100年「No.1」の呪縛から逃げましょう。

これから先、0歳の子供は、100歳まで生きられるかもしれないという、予想です。私のようなものが、今から100歳まで生きられるということではありません。

70歳になった私が、あと30年も生きられるというわけではないのです。どこかで、30年も生きることができるんだと、刷り込まれてしまっているのです。どこかの大きな、すこし前まで話題になった広告代理店が、高齢者を餌食にするために、人生100年を考えたのかもしれません。

商品の「No.1」も同じでしょう。No1という根拠はどこですか、メーカー説明してもらいたいものですね。出荷量No1は、根拠が提出できるかも。でも、肌さわりNo1は、どのような測り方をして、他社のものと、どれだけ比較しましたと書くことは、できないでしょう。

人生100年」にもどりましょう。

令和3年(2021年分)の平均余命が出ています。

0歳 男性81.47年 女性87.57年 (平均寿命と一緒です)

70歳 男子15.96年 女性20.31年 (70歳の、平均余命です。)

私は、うまくいけば85歳まで生きれれるかもしれません。でも、予測です。

明日、死ぬかもしれません。毎日をきちんと整理整頓しておきましょう。

人生100年という標語に振り回されるのは、終わりにしましょう。

現実のいまの日常を、楽しんでいきましょう。

いちばんいい方法は、家事をすることです。掃除、洗濯、料理、買い物などを、毎日することです。家事をやれば、他者依存型の人にはなりません。行動して1日を始めることができます。

遠いところを目指さなくていいのではないのでしょうか。目的、目標はいらないのではないのでしょうか。日々の行動にも大切な価値があります。

他人と比較しない。見栄をはらない。

TV、新聞、雑誌によって作り出された、模範的な老人のように、自分を作るのは、不要なのです。

こんなことを、退職して1年したので、気が付いたのかもしれません。