湖まち~海まち~山まち Diary

湖まち、海まち、山まちで生きる日々の記録

折れたボルトを抜く 古いものを修理

愛犬さくらが、ベッドサイドまで来て、手をなめる、起きてよと、手をなでてくれる。起きざるを得ないので、起きると、まだ外は暗い。もう少しベッドの中にいたい気分です。

洗濯を始めて、コーヒーを飲んで、明るくなるのを待つことにしました。洗濯ものを干して、そとが明るくなりかけてきたので、散歩に出かけました。

リードは、伸縮式のものではなくて、短いものにしました。さくらのスピードで歩きます。結構、速いのでいい運動になりました。

昨日の料理で使用した鶏のモモ肉の皮を、ゆでて細かく刻んで、さくらのエサに混ぜてあげました。いつもは、なかなか食べないエサを、ペロリと食べて、げっぷまでしていました。満腹でしょう。

さて今日は、玄関の門扉の丁番(ヒンジ)の修理をします。ヒンジがゆるんでいたので、ボルトを締めようとしたら、ボルトが折れて、ヒンジ側に折れたボルトが残りました。ねじゆるめ剤を塗布して、ペンチでねじりましたが、抜けません。20年ぐらいのもので、固着しています。

同じような丁番がないかと探しました。使えそうなものがありました。1個4000円近くします。2個で8000円です。これを買うのは、無駄使いです。それに、合うかどうか確認ができません。リスクが大きいです。今のを使えるようにしましょう。

折れたボルトを抜くことにしました。勤めていた時に、習った方法で抜くことにします。

ネジの頭部をグラインダーで削り取り、面を平らにして。そこにドリルで穴をあけます。

ドリルは、高速回転にしないで、軽くスイッチ入り切りをしながら、ドリルを回転させるといいです。回転を続けると、ドリルが焼けて切れなくなります。グリスを塗るのもいいですね。

ドリルの径を3mm・4mm・5mm・6mm・6.5mmと直径を徐々に大きくして、ドリルで、ボルトに穴をあけていきます。そうすると、ボルトが空洞になり、ぺらぺらになったので、取り出せるようになりました。

これで、ボルトが抜けました。ドリルで穴をあけるときに、ヒンジの穴のねじ山を傷つけています。これをうまく修正しないといけません。
M8のタップを、回しながら通して、ねじ山の修正です。M5の穴もきつかったので、タップを通して、ねじ山の汚れを取り除きまhした。

タップを修正した後、新しいボルトを取り付けて、ヒンジが修理できたかの確認をします。ねじ山は締めすぎなければ、今回は耐えられると考えました。

修理完了です。あとは、門扉の塗装をして、取り付けるだけになりました。延べ4時間ぐらいの作業時間と、タップ、ボルト、工具の購入費で3000円ほどかかりました。

門扉をつけて、壊れることはないでしょう。

古いものを修理して使うことに喜びを覚えます。自分も、古くなっているからでしょうか。年月を経てもなお、立派に使えるようになりました。

私は、何を修理するといいでしょうか。

お日様が出て、暖かい中で、作業をしました。